原村というパラダイス


中央自動車道諏訪南インターから15分のロケーションにある高原リゾート地、原村についてそろそろ一言言っておこうか。

昭和50年代にペンションビレッジが開発されて以来、日本におけるペンションという宿泊形態のスタンダードを確立したと言っても過言ではない原村。

ペンションといえば「オーナー夫妻の気取らないおもてなし」「手軽な料金」というイメージだが、原村のそれも例外ではない。これまでに3件のペンションに宿泊したが、どこも寛げるし食事は美味しい、そして安い。

ただ一つ懸念されるのはハードの古さ。それも雰囲気だからと割り切れるなら問題ないが、古くくたびれたペンションも中にはある。オーナー夫妻が団塊世代で、子供が跡を継がないペンションでは、設備投資に積極的になれないのだろう。

今回利用したペンションは、オーナー夫妻が子育て真っ最中であり、設備も新しい。こういう施設も中にはある。

それでは、原村の楽しみ方を紹介しよう。

泊まる

原村と言えばペンション。前述のようにハードの古い施設もあるが、少々のことは気にしない。クラシック・フォーク・レゲエに特化した音楽系ペンション、自動車マニア系、ペット系など、特色を打ち出しているペンションもある。ペンションビレッジは第一と第二があるが、第二だと自然文化園まで歩いてすぐなのでいい。1泊2食付き\8k~\10k。

遊ぶ

原村のメインスポット「八ヶ岳自然文化園」。ここに来なければ原村にくる意味はない。ここでは何もしてはいけない。レストランリーベで飲み物を頼んだら、ボケーっとして八ヶ岳の絶景を楽しむ。飽きたら、芝生の広場を散策。そしてまるやち湖に移動。これで半日もつ。子どもが小さいならおもしろ自転車もいい。(20分300円)映画「いま会いに行きます」ロケ地。

食べる

夕食・朝食はペンションで出るので、ここでは昼食スポットを紹介しよう。諏訪南IC近くのレストラン ペチカは気取らない洋食屋だが、原村を代表するグルメスポット。原村ビギナーにはぜひ立ち寄って欲しいものです。迷ったらガーリックハンバーグをオーダー。

風呂

原村村営 もみの湯。地元の人と観光客が仲よく利用する温泉施設。おしゃれさは皆無。だが湯は絶品。その上夜間は300円と、お財布にもやさしい。

ショッピング

鉢巻道路という自動車CM撮影のメッカ(天気が良ければ富士山が見える)を経由して30分で、八ヶ岳リゾートアウトレットへ。目の肥えた首都圏の客が相手なので、モノはいいが、夏は混んでいる。屋根がないので雨なら行かなくていい。

(番外編)移住

原村が最近熱心なのは、都会からの移住者誘致。東京から2時間というアクセスと豊かな自然は、リタイア世代の移住先としてアピール度が高い。だが、冬場は氷点下20度の厳しい暮らしに、公共交通機関は皆無という現実も知った上で、冷静な判断が求められる。都会の家を売って原村で物件を買うことは出来ても、その逆はできない。

移住希望者向けに年4回の現地見学会がある。春夏秋冬すべて見てから決めて下さいということだ。

とにかく村全体が醸し出す緩さが、原村最大の魅力。積極的に何もしないというスタンスと、少々のことは許せる心の広さをもって、ぜひ原村を楽しんでみてください。ちなみにペンションビレッジ内はソフトバンク回線は圏外です。バッテリー節約のため、iPhoneは機内モードで。

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